【釜援隊が行くvol.71】力走!韋駄天競争

2月1日。小雪のちらつく中、第2回・新春韋駄天競争が開催されました。
韋駄天競争は、津波が来たらすぐに逃げることの大切さを伝えるため、浸水区域から高台まで駆け上がるというイベントです。
各部門の入賞者は「福男」「福女」に認定されます。
今年はイベントのヒントになった「開門神事福男選び」で有名な兵庫県の西宮神社から、ミスター福男の平尾さんも駆けつけてくださり、大いに盛り上がりました!

釜援隊はスタッフ・走者両方での参加です。
西宮神社から贈られた、復興へのエールが込められた黄色い手袋をはめてがんばります!

ゴールの仙寿院までは高低差約26メートル、長さ約290メートルのコースなのですが、歩いて上っても結構息が上がります(^_^;)
試しに走ったスタッフの中には、ゴール後座り込んでしまう人も…
そんな短いながらも過酷なコースですが、参加者の皆さんの走りは本当に早かったです!
まさに韋駄天ですね。

4部門での開催でしたが、始まってからは本当にあっという間でした。
釜援隊メンバーの入賞は残念ながらありませんでしたが、参加者全員完走できましたよ~。

各部門の優勝者には、賞状や賞品に加えて、西宮神社の恵比寿像を贈呈。
本家西宮でも3体しか授与されない恵比寿像が、釜石で4体贈呈という大盤振る舞いです…!

走って高台へ逃げれば「福」があるという、韋駄天競争に沸いた只越町。
震災から時を経ても、「津波が来たらすぐに高台へ!」の意識を忘れない。
走った人も、見に来た人も、そんな気持ちを新たにできた1日になったのではないでしょうか。

【担当:茨】
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