【釜援隊がいく 番外編】 東大生インターン日記➂

こんにちは。東京大学文科一類1年の新川真帆(しんかわまほ)です。
インターン中は、東大の先輩二人と一緒に水産業六次化プロジェクトである「海まん」の開発を担当しています。海まんは、釜石でとれた海産物を釜石の工場で加工して作る中華まんで、「釜石の新名物に」という開発チームからの期待を背負っています。私は海まんのフィードバック収集を担っており、アンケート作成や実施、分析を通して海まんの商品化に必要な情報を集めています。先週の土曜日には隣接する遠野市で開催されたイベントで海まんを販売し、買ってくださったお客様にお話を聞きました。味や値段についてさまざまな声がありましたが、多くのお客様が海まんの商品化を応援してくださったことで海まんを成功させたい思いが自分の中で強まったことを感じています。
私が今回のインターンに応募したのは、被災地を自分の目で見たいと思ったからです。釜石に来て2日目に市内を見て回った中で、仮設住居が学校の跡地に建てられているのを見たことが心に残っています。仮設を建てる場所として、グラウンドなどまとまった土地を持つ学校は適しているという説明に納得すると同時に、これまで通っていた学校が震災によって失われるショックは私の想像も及ばないものだろうと思いました。一方で、釜石を活性化しようと活動する人々が釜石には大勢いることに気づきました。活性化に取り組む方々の思いや価値観の一端に触れることのできる毎日は刺激的です。
お世話になった皆さんに少しでも貢献できるよう、残る数日がんばります!
(新川真帆)
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ご好評いただいている釜援隊インターン生紹介、3人目は1年生の新川真帆ちゃんです。
明るく純粋な心の持ち主で、いつも新鮮な視点から新しい釜石の価値をお話してくれます。最年少ながら、インターンチームの重要な推進力でもあります。
釜石の自然と人が好きだと言って、「いつかまた釜石に戻ってきたい」とのこと。本当に嬉しいですね!
【担当:佐野利恵】

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