【釜援隊がゆく vol.165】▽常陸:釜石でボランティアを続ける日本ヒューレット・パッカード(株)/(株)日本HPが「企業ボランティア・アワード」を受賞しました

NPO法人@リアスNPOサポートセンターと協働している常陸奈緒子です。
2017年の「第2回企業ボランティア・アワード」で、釜石でのボランティア活動を評価された日本ヒューレット・パッカード(株)/(株)日本HPがこの度アワードを受賞しました!
釜援隊は、2013年から社員ボランティアの皆さんの活動をコーディネートさせていただいています。3月1日に行われた表彰式には、パートナー団体として釜援隊も出席させていただきました。

この「企業ボランティア・アワード」は、都内の企業で働いている人たちによる非営利団体でのボランティア活動を表彰し、広く社会に広報することによって、企業人のボランティア活動への参加や企業と非営利団体の協働を促進することを目的とした「東京ボランティア・市民活動センター」の事業で、今年で2年目になるそうです。

日本ヒューレット・パッカード(株)/(株)日本HPの釜石での活動は2013年11月から当時宮城県気仙沼市で実施されていた活動を横展開する形で始まり、今年度までで計6回になります。
企業人としてのビジネススキル・ノウハウや、首都圏在住の外部の視点を生かしたプログラムということで、市内の団体スタッフ等を対象としたコミュニケーション講座や、市内の団体が作っている観光客向けのモニタープログラムの実施・フィードバック等を主に構成しており、その後の釜石の様々な現場で生かされています。

その過程では、現地のニーズをベースとした有意義なプログラムにするため、幾度となく東京-釜石間ですり合わせを行なってきました。また、日本マイクロソフト、三陸ひとつなぎ自然学校、釜石観光ボランティアガイド会、尾崎100年学舎、三陸駒舎、釜石大槌郷土料理研究会、民宿前川、宝来館、@リアスNPOサポートセンター…約4年の間に出来たつながりはこのプログラムの枠を超えて、様々なところで強まり深まっています。

こうして「支援する側」「される側」というだけの関係ではなく、釜石のまちや人に強い関心を寄せながら、現地の声に耳を傾け一緒に考えようとしてくださる方々と作ってきたプログラムが、このような形で社会的にも評価されたことは、私たち釜援隊としても、非常にうれしい出来事でした。

支援の在り方や地域のニーズが変化していく中でも、視点ややり方を少しずつ変えながら、これからも日本HPの皆さんと一緒に活動させていただきたいと思い
ます。
(常陸)

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表彰式

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