▽二宮:「この街と生きていく」 Oh! マチ ミュージックフェスタ2016に向けて【釜援隊が行く Vol.133】

中心市街地活性化担当の二宮です。昨年の復活第1回に続き、今年も「Oh! マチ ミュージックフェスタ」の実行員会に加えていただき活動しています。
4月12日に釜石市大町商店街振興組合の新里理事長とご一緒させていただき、仙台の信金中央金庫東北支店で行われた「しんきんの絆」復興応援プロジェクト助成金の贈呈式に出席しました。これは釜石市で営業されている宮古信用金庫大渡支店のお口添えで申請させていただいた「Oh! マチ Music festa2016」が同助成金の対象に採択されたことによるものです。信用金庫推薦枠では岩手県内で「Oh! マチ Music festa2016」が唯一の採択プロジェクトになりました。

ところで信用金庫には「この街と生きていく」というキャッチフレーズがあります。東日本大震災では宮古信用金庫も大きな被害を受け、震災前に9店舗あったうち、現在は6店舗で営業をされています。役職員の方ご自身も被災された中にも係らず、「この街は、この地域は私達の手で支えていくんだ」という熱い思いで、厳しい状況のなか、歯を食いしばって地域の皆さんのために営業を続けてこられたことと思います。その思いは釜石の「マチ」の方達も同じです。「この街と生きていく」という固い覚悟を持った方々とご一緒して復興まちづくりに取り組んでいけることは大変光栄なことだと、改めて身の引き締まる思いで過ごした時間でした。
宮古信用金庫大渡支店の田中支店長さんは「被災地の金融機関として、被災地の復興・活性化を支援するのは使命です」とおっしゃいます。しかし、それを言葉通り実践していくのは決して簡単なことではありません。昭和2年設立、役職員80名弱の、信用金庫としてもコンパクトな存在ですが、こういう金融機関こそ、地域にとっては大切な存在なのだと思います。

(二宮)

*「しんきんの絆」復興応援プロジェクト助成金は、全国の信用金庫が被災地支援のために販売している「しんきんの絆」復興応援定期積金の募集総額の一部の運用益を用いて、被災地の日常生活の再建、地域コミュニティ・文化の再生に助成するプロジェクトです。

2016年5月3日(火)11時〜17時@釜石市大町青葉通り
釜石市内外のアマチュアミュージシャンとインディーズの
実力派バンドによる迫力のストリートライブを展開!
東部コミュニティグループ加盟の商店の皆さんによるマルシェやフリーマーケットも同時開催です。
http://ohmachi-musicfesta.jimdo.com/開催概要/

13086770_1363085343707594_6001803476119367663_o

13051755_1363085427040919_9073514005823520626_n

ページの先頭へ