10/21 平田災害公営住宅の集会所で、「新しい東北」先導モデル事業にかかわる取組である「コミュニティ事業立ち上げに向けたワークショップ」が行われました。
「地域包括ケア“みんなの”プロジェクト」では、地域課題の解決策の担い手である「地域世話焼き人」を発掘するべく、説明会や講習会を行っています。
今回のワークショップでは、そんな平田地区の「地域世話焼き人」の皆さん12名が、実際に今後どうしたら地域の住民の皆さんが自分たちの手で地域の課題を解決できるのか、を話し合いました。
意見交換の場では「世話焼き人」同士で地域の課題を共有することが大切です。平田地区では、「住民が集まる場所がない」「買い物に行く足がない」等の声が多く聞かれました。そこから、継続的に「世話焼き」を行うためには、コミュニティ事業として有償化すべきか、無償で続けていくのか、と議論を発展させていきます。
参加者の多様な意見をまとめ、時には客観的な指摘を行う存在として、社協職員や二宮・遠藤両隊員も活躍しました。“みんなの”プロジェクトは、手を挙げてくださった住民の皆さん、それをサポートする社協職員や釜援隊員、役所の“みんなで”進んでいくプロジェクトなのです。
同様のワークショップは、これから事業対象となっている他地区でも順次開催される予定です。
誰かを「助ける」ことが、生きがいの1つとなる。そんな「世話焼き人」として活動される方を、今後も募集しています。
(広報:佐野)
☆「かまらじ!」バックナンバーでは、二宮隊員による「地域包括ケア”みんなの”プロジェクト」の説明回を配信中です。是非お聴きください。