【釜援隊が行くvol.8】ワールドラーニングプログラム
黍原です。今日は、派遣先の三陸ひとつなぎ自然学校の事業の一つ、人と人をつなぐコーディネート業務についてお伝えします。
現在、アメリカの高校生11名が釜石に10日間滞在しています。米国に本部のあるワールドラーニングという団体が実施しているプログラムで、今年から被災地でも是非プログラムを実施したいということで、三陸ひとつなぎ自然学校が釜石エリアのプログラムコーディネートを引き受けることになりました。
7月14日(土)には、釜石の子ども達との交流で、ライスプリンなどのアメリカの料理をみんなで作ったり、アメリカの遊びをみんなで楽しんだりしているうちに、あっという間に打ち解けていきました。
心と心がつながると言葉の壁はあっという間に乗り越えていく。アメリカの高校生の滞在中にすでに何度もそんな場面でに出会うことができました。
先日も、峠の茶屋のご主人、静子さんに「日本に来て一番おいしいごはんだった」とアメリカの高校生が伝えたら静子さんがうれしくて涙していると、それに感応して高校生の中にも涙する子も。静子さんは、自分の作った野菜を中心に一つ一つ丁寧に手作りで心込めてカレーを調理されています。おいしいモノを届けたいという気持ちが伝わり、お互いの心が感応し合ったのだと思います。
三陸ひとつなぎ自然学校では、今回のアメリカの高校生に限らず釜石外の人々と釜石に住まう人々の心と心をつなぐコーディネートをしています。今回のような長期の滞在に限らず、日帰りから数泊の滞在のコーディネートもしていますので、心と心がふれあう滞在をしてみたい方は、ぜひ三陸ひとつなぎ自然学校にお問い合わせ下さい。