釜石地方森林組合 で活動している手塚です。
12月20日は、安倍首相、吉野復興大臣、鈴木オリパラ大臣が、釜石地方森林組合に視察にいらっしゃいました。
釜石の「木材」と釜石を象徴する「鉄」を活用し、地元の事業者さんとともに開発、販売している家具ブランドmori-to-tetsuを中心に紹介してほしい、と事前にリクエストをいただいておりましたので、このプロジェクトのコーディネーターとして、市内の岩間鉄工所さん、建築士の宮崎建築事務所さんとの調整や、「さんりく基金」の申請事務などを行った経過をご説明しました。
3大臣のほか、岩手県の達増知事、釜石市の野田市長にもお越しいただき、釜石地方森林組合の久保組合長、高橋参事からは東日本大震災大津波からの組織の建て直し、5月の釜石市尾崎半島の林野火災のことなどをお話し、地域の産業としての林業を通じて復興や地域づくりに貢献していきたいという思いをお伝えしました。
これまでにもさまざまな省庁などの視察対応をしてきましたが、さすがに首相ともなると、警備やプレスの数も桁違いでした。
一方で、今回の視察はあまり全国放送はされなかったようなので、被災地の様子をメディアを通じて全国のみなさんに知っていただく機会をつくるのは難しくなっているのだと実感しました。
▽首相官邸サイト
また、釜石地方森林組合が農林水産省の「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」という一次産業をつうじて地域活性化に貢献している団体が選ばれる賞に選ばれ、11月22日に首相官邸での選定証授与式に行ってきました。
こちらもmori-to-tetsuや釜援隊が釜石森組と協働するきっかけになった「釜石大槌バークレイズ林業スクール」が選定理由ということで、釜援隊としての活動がさまざまな場面で評価され、うれしく思っています。
▽選定の詳細はこちら