釜石市と日本IBMは2017年10月1日~12月31日の3か月間、復興支援員「釜援隊」の活動総括および、今後の取り組みに関するロードマップ作成プロジェクトを実施いたしました。
日本IBMの助成(※1)に基づき行われた当プロジェクトは、復興支援員制度の終了を見据えた釜援隊の戦略設定に向けた関係者間の議論促進を目的としており、3名のIBM社員が釜石市・釜援隊協議会・協働先などにヒアリングを行い、方向性を策定しました。
1月23日(火)の市長報告会では、協業成果である①復興支援員制度に関する関係者の意向概要(2018年1月時点) や ②釜援隊協議会が今後取り組むべき事項を整理したロードマップについて釜援隊協議会およびIBM担当者より報告いたします。
「釜石市が有する復興支援の知見を未来に引き継ぎたい」との願いを携えた当プロジェクトは、2020年の復興・創生期間終了を見据えた取り組みです。支援員の活動総括過程で得られた情報や教訓は、釜石市のみならず日本各地の被災地や今後震災が起こりうる地域に還元されることを目指しています。
プロジェクト詳細および今後の進捗は、釜援隊HPにて引き続き発信していきます。
※1…IBMインパクト・グランツ-戦略策定助成サービス
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1.市長報告会 について
日時:2018年1月23日(火)16時30分~17時30分
a)16時30分 冒頭挨拶・プロジェクト趣旨説明
b)16時40分 日本IBMによる協業成果報告
c)17時05分 感謝状贈呈
d)17時10分 意見交換
※公開はa)~c)のみとなります。
※当日は報告書の概要版を配布いたします。
場所:釜石市役所本庁舎2階市長室
(〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号)
出席者(予定):
釜石市
野田武則(釜石市長)、山崎秀樹(釜石市副市長)、
佐々木勝(釜石市復興推進本部事務局長/釜援隊協議会会長)、
石井重成(釜石市オープンシティ推進室長/釜援隊協議会事務局長)
釜援隊
二宮雄岳(統括マネジメント)、
井筒洋一(マネジメント)、佐野利恵(広報)
日本IBM
小川愛(社会貢献)、塚本亜紀(社会貢献)
中村健一(グローバル・ビジネス・サービス事業部)
馬場明子(グローバル・ビジネス・サービス事業部)
2.IBM戦略策定助成サービス(IBM インパクト・グランツ)について
IBMでは、社会課題の解決に取り組む非営利団体に対し、戦略設定や目標達成に必要な方法論を無償で提供する社会貢献プログラムを全世界で展開しています。今回は、コンサルタントによる支援プログラムとなりますが、釜石市では2016年にも地域住民や支援員に向けて日本IBM社員のプロジェクト・マネジメントノウハウを共有するワークショップを実施。今回の取り組みも日本IBMによる継続的な被災地支援活動の一環となっています。
ご参考)IBM HP「IBMインパクト・グランツ」
IBM HP「釜石の復興支援の取り組みにプロジェクトマネジメントのノウハウを」
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<本件に関するお問い合わせおよびプロジェクトの取材申し込み先>
■ 釜石市総務企画部オープンシティ推進室 0193-27-8463(担当:石井重成)
■ 釜援隊協議会 0193-22-8600(担当:佐野利恵)