10月7日 (水) 県営平田災害公営住宅の集会所にて、第一回放課後子ども教室「MOSICA」が始まりました!
“MOSICA”は釜石市内でも度々見かけられるカモシカに由来しており、前任の加藤隊員が甲子地区の仮設住宅で開始した「放課後子ども教室」の通称です。仮設住宅等により減少した子供の遊び場作りを目的としています。
今回は“平田版MOSICA”として、甲子のMOSICAを参考に開催準備を進めてきました。友達同士で気楽に遊ぶことができるほか、異年齢の子どもや支援する大人たちとの交流を持つ場でもあり、将来的には子どもを通して地域に「子ども-保護者-地域の高齢者」の3世代交流を生み出す空間になることを目標にしています。
当日15時から始まったMOSICAでは、平田地区に暮らす約20名の子どもが来てくれました。はじめは恐る恐る中をのぞいてきた子たちも、スタッフたちの呼びかけによって一たび集会所に入ると、粘土や折り紙をしたり、外で鬼ごっこをして元気いっぱいに走り回ったりしていました。
また、子供たちと一緒にお母さんたちも参加されました。参加者からは「災害公営住宅のお母さんやほかの子供たちと会うことは少ない。これからも参加したい」という声が聞かれ、公営住宅に住むおばあちゃんは「子どもが元気に走っている姿は可愛いね」と笑顔で語ってくれました。子ども達の明るさとエネルギーが地域を元気にしてくれると感じた初回のMOSICAでした。
MOSICAはこれから毎週水曜日の15時~17時の間に開催する予定です。周辺にお住まいの方は、ぜひ遊びにきてください☺
(遠藤)
▷参考:「放課後子供教室推進事業」について http://manabi-mirai.mext.go.jp/houkago/about.html
*****平田MOSICA*****
日時:毎週水曜日 15時~17時
場所:県営平田災害公営住宅 集会所
【主催】釜石市教育委員会【共催】社団法人“いっぽいっぽ岩手”、特定非営利活動法人“母と子の虹の架け橋”(ママハウス)、釜援隊
☆☆9/4のかまらじ!では、遠藤隊員がMOSICAの告知を行ってます。Youtubeにてバックナンバーをお聴きください。