平田復興公営住宅では、いま自治会設立の準備が進んでいます。入居者の中には集合住宅にお住まいになった経験が無い方も多く、集合住宅ならではの課題に戸惑われることもあります。それらを入居者の皆さん自身が考え、行動するためにも主体となる自治組織は必要不可欠な存在といえます。またご高齢の入居者も多く、公営住宅を地域全体で見守っていく体制を築いてく必要もあります。
そこで、地域住民として既存地域との連携を図っていくきっかけ作りを目的とした、自治会設立準備会主催の「周辺地域の皆さんとのお楽しみ交流会」をお手伝いしてきました。北海道から蕎麦打ち名人とマジック名人をお迎えしての交流会に100人を超える方々がお越し下さり、手打ち蕎麦体験やマジックショーを楽しんだ後、蕎麦をいただきましたが、さすが打ち立ては香りと食感が違う! 名人の仕事、恐れ入りました。
自治会設立に向けて高層住宅の入居者の皆さんを繋ぐ縦糸と周辺の住民の皆さんと入居者の皆さんを繋ぐ横糸。歌の文句じゃありませんが、このふたつの糸が織りなす布が、これからの平田地区を温かく包むものになっていってほしい。それが今日の交流会をお手伝いしたみんなの願いです。
(お楽しみ交流会は、共催:カリタス釜石・釜石市社会福祉協議会、協力:いっぽいっぽ岩手、地域づくり推進課、平田地区生活応援センターのみなさんとご一緒して運営しました。)
(担当は本日が地域デビューの新隊員・遠藤 と、いつもの 二宮でした。)