▽佐野:地域の「幸福」って?~遠藤隊員、知事との意見交換会に参加!~【釜援隊がゆく vol.181】

最低気温マイナス7度。吐く息も白い真冬の盛岡へ、遠藤隊員が向かいました。

達増拓也岩手県知事との懇談会「がんばろう!岩手」に参加するためです。

県政懇談会は年に数回県内各地で開催され、過去には手塚さや香隊員や中村博充隊員(2016年卒業)も参加(コチラ)。今回のテーマは「未来を切り拓き、県民の幸福を守り育てるために」でした。

参加者は、ヨソ者視点でまちの魅力を紹介する「盛岡さんぽ」の著者浅野聡子さんや、岩手で人気のお土産「チョコ南部」の開発者でもある(株)小松製菓執行役員営業統括部長の青谷耕成さんなど、様々な分野の第一線で活躍する方たちばかり。

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遠藤隊員は「子ども」「コミュニティ」をテーマに発表することとなっており、平田地区災害公営住宅内での放課後子ども教室「MOSICA」開催や自治会活動の支援など、約3年間被災地で生活しながら実感した「幸福」について、意見を発表しました。

(コメント一部抜粋)

「私が着任したばかりのときは、災害公営住宅での生活が寂しいと訴える人が多く、仮設にいたころのほうがつながりがあったと話す人すらいました。

…そんなとき、子どもたちが公営住宅のお年寄りを訪問するイベントを開催したんです。おじいさんおばあさんは、凄く良い笑顔で迎えてくれました。この瞬間、地域の人たちは幸せだったのではないかなと、思ったことを覚えています。

…たとえ不便であったり災害がおこる可能性があったりしても、愛着がある場所に住み続けたいと願う人たちとも出会いました。そういう思いを持ちながら、人々が見守り合い、一人ひとりが自分らしく生きられるのが幸せな地域ではないかと思います。」

 

MOSICA 子ども顔ぼかし  DSC00988

 

他登壇者からは、「幸福」について論理的な分析をしたり、自らがプレイヤーとなって地域に貢献する「幸福」の在り方を議論したり、さまざまな意見が出るなかで、

地域の人の視線に立った遠藤隊員の「幸福」論には強く共感した広報の佐野でした。

達増知事も、遠藤隊員の発表に「予想外のことが多々起こってきたなかで、子どもからお年寄りまで幅広く公平に支援することが大事であった」とコメント。

当日の様子は、県のHPにも後日UPされるようですので、ぜひチェックしてみてください! :)

コチラ

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引き続き、遠藤隊員ひいて平田地区の皆さんの活動に応援よろしくお願いいたします!

(佐野)

 

 

 

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