【釜援隊が行くvol.27】唐丹の日

唐丹地区生活応援センターの山口政義です。

少し前の事になりますが、10月2日に「唐丹の日」(語呂合わせです)というイベントが唐丹中学校の体育館で行われました。
地域の人が子供から高齢者まで参加するイベントで、小中学校の生徒による合唱や公民館活動の発表、岩手県警音楽隊による演奏が行われました。

このイベントの一角で、中学校の第1回から第50回までの卒業生の写真展を開かせて頂きました。
驚く事に、いや当たり前の事ですがこの地域に住むほとんどの人がこの中学校の卒業生です(お嫁さん、お婿さんとして外から嫁いで来ない限り)。みんなが先輩後輩であり、顔見知り。写真にうつる、懐かしい顔を見つけては笑みが浮かんでいました。
東京育ちの自分にとってなかなか不思議な感覚です。
準備の時から、皆さんが集まってくれて、写真を見ながら自分や同級生の姿を探したり、懐かしみながら展示を手伝ってくれました。

現在、震災の影響で授業等は仮設校舎で行われ、校庭も狭い状況が続いています。ようやく新しい校舎の設計が進み、昨日も小中学校再建に向けた第2回目のワークショップが行われました。写真展の時は、設計事務所にお願いして模型の展示もさせて頂きました。地域の人たちの関心が小中学校に向き、思いの詰まった、地域から大事にされる学校が建設されるように非力ながらお手伝いさせて頂ければと思っています。

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