こんにちは!
釜石地区生活応援センターと協働している、7期の由木加奈子です。
釜援隊として活動を始めて早いものでもうすぐ半年…!
住民さんの顔と名前を少しずつ覚えたり、日々変化していくまちの様子を感じたりしながら、東部地区のコミュニティ形成支援に取り組んできました。
その中の1つは、復興公営住宅の自治会づくりです。今日から3回に分けて、その内容や私が感じたことを書いていきたいと思います。
まずは、10/10に行われた只越復興住宅5号棟の交流会の様子をご報告します。
▽自治会づくりに必要な3度の交流会!
復興公営住宅の自治会をつくるために、釜石市は入居者交流会を三回主催しています。
流れとしては、まず初回に顔合わせをして、二回目に入居者同士で住宅の困りごとを話し合ってもらい、三回目にその解決方法を行政が回答する、というもの。
何より、困りごとを行政に相談しながらも、入居者自身でも解決できることがあるのではないか、と気づいていただくことで自治会づくりが始まります。
10/10の交流会は、そんな三回目の交流会でした。
もう少し詳しくお話すると、交流会は階ごとのテーブルに分かれて座ります。
各テーブルに話合いを促す支援者(ファシリテーター)がつきますが、私は4〜6階テーブルのファシリテーターとして参加しました。
初めての役割に緊張しすぎて力が入ったためか、必死になりすぎてしまったり、住民さんの話したいことをうまく引き出せなかったり…個人的には反省ばかりです。
しかし、その場にいたのは、今までいくつもの復興住宅のサポートをしてきた社会福祉協議会などの「復興住宅自治会設立支援プロジェクトチーム」のメンバー。釜援隊がコーディネーターとして入っているこのプロジェクトチームが、これまで発足をサポートしてきた自治会は14にものぼるそう!
そんな経験豊富なメンバーのアシストもあり、無事にファシリテーターをやり遂げることができました。
▽交流会の結果…
住宅の困りごとを自分たちで解決できる方法はないか。話し合っている中で、一人の入居者の方から「復興公営住宅のルールを作るためにも、自治会が必要だ」という意見が出ました。
すると、他の人からも「自治会はあるのが当たり前なもの」と賛同する声が。
交流会の終わりには、無事、自治会設立に向けた準備委員会の立ち上げを皆さんに賛成してもらうことができました!
自治会ができることで、住民のみなさんが自由に集会所を使えるようになったり、市の補助金の申請ができるようになったりなど、活動の幅を広げやすくなります。
ですので、まずは今回の交流会でその第一歩が踏み出せたことが、私にとっても本当に嬉しいです。
1回目の報告は以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
次回に続きます。。。
(由木)